2011/09/08、徳島新聞より全文引用
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2011/09/2011_131544539871.html

 徳島県が東京のITサービス会社「アインザ」と連携し、県内の過疎集落にIT企業のサテライトオフィスを誘致するプロジェクトの実証実験が7日、美波町と神山町で始まった。

 美波町では、伊座利地区で地元住民が運営する「イザリCafe(カフェ)」の2階宿泊施設に仮オフィスが設けられた。アインザの社員らが11日まで既設の光ファイバー通信網を活用して業務を行う。

 この日は、アインザの今井勉社長(42)ら3社の8人が地区に入った。実験開始を前に、住民6人との意見交換会があり、今井社長が首都圏の企業で従来の働き方を根本から見直す機運が強まっていることなど、プロジェクトの趣旨を説明。「自然豊かな環境でこれほどブロードバンドが整っているところはない。地域との交流から新たなビジネスが生まれる可能性もある」と話した。

 東京の本社とインターネットを通した会議の様子も披露した。

 意見交換に参加した地元の富田一利さん(57)=建設業=は「地域と会社の両方にメリットがあると感じた」と話した。

 神山町では、下分の古民家に、東京の「ダンクソフト」の5人が仮オフィスを構えた。17日まで滞在し、会議などで長時間ネットが使えるかどうかなどを検証する。

 実証実験には、アインザの呼び掛けに応じた10社約20人が参加。美波町や神山町のほか、上勝町、三好市、美馬市で20日まで実験を行う。
【写真説明】サテライトオフィスを開設し実証実験の準備を進めるアインザの社員ら=美波町伊座利